駄菓子屋の婆ちゃん
今日も駄菓子屋に出かけました。
弟のipodシャッフルに曲が入らず、ああ、機械が頑固になってる、こういう時は暫くほっとくに限る、と貯めていた小銭を弟に幾らある?と数えさせ、なかなか分からないのが悲しかったりして、それから出かけたら観光客の方達がいて、やれ、喜ばしいこと、と見ながら今日は腹減らん?パンにせーへん?と喋りながら赤信号を走って渡り、パン屋は今日は休みでした。
駄菓子屋の婆ちゃんは今日は帳面つけてました。
ちゃんと挨拶して、弟は100円のチョコを買って、私は20円しか無かったのでガムを買いました。
婆ちゃんにお邪魔しました、と無言の了解で挨拶してそこを辞し、子供とお父さんが遊んでるの見て可愛いね、と言いながら神社の階段を登り、今日は弟自分からタバコ消して、すっからかんの私の分も出してよ、と言うといいで、と請け負ってくれ、20円賽銭してガラガラを鳴らし、何を願うわけでもなく手を合わせてさっと帰りました。
弟はこれだけで疲れると。
そうか、疲れちゃうのかとなんだか昔の自分を思い出しました。
今日観光客の方に挨拶してみたら、どうやら都会の方。挨拶がぎこちない感じ。
まぁ、何事もその内良くなるわな、と私はガムを噛みながら思いました。
では、良い午後を。