冷えた夏みかん

日々妄想、問答。

私は一消費者に過ぎず、何者でもない

自分が偉くなったと思い込んだら、人間終わりだな、と。

青春がそこで終わって、年を取り出すぞと、思ったまでです。

 

一生青春、一生勉強。

私は「無理して働かず、今は家のことをしなければいけない」と祖母に教えを説かれて、そうだそのとおりだ、と思いました。

 

人生一回のみ。嫌ってほど苦労して働いたじゃない。もう休みに入らなければ。

終わりまでを、整理整頓していく。

弟の事を片付けるまで、私は手が放せないんだと思いました。

 

このままの身分じゃ、家を借りたくても、買いたくても買えないな。

父に頑張ってもらうしか無い。

 

私が手にしたことはつまり、何一つ無く、これからも何一つ無いということです。

力を手にすることは何一つ無い。

ただただ、君はお休みなさいと言われたので、はい、と頷くのみ。

 

羨ましいですか?私はあなたの健康のほうが羨ましいですよ。

子供もできるし結婚もできるでしょう?ほらあなたの方が自由だ。

好きな仕事が出来るというだけで羨ましい。

 

私の手にできるのは、今のところ犬とベタとメダカだけです。

ただ、家族に尽くすという生き方が出来たらどんなに恵まれたものになるだろう。

そう思うので、一人ぼっちになることは辞めました。

 

父と母が素晴らしい老後を過ごせますように。弟に新しい出会いがありますように。

兄が幸せになりますように。祖母と犬がいつまでも健康でいてくれますように。

 

最早神頼み。

 

それでも明日は来るから、今日はしばし幸せに浸る。

今だけの幸せに。

 

では。