冷えた夏みかん

日々妄想、問答。

弟が自覚しました。

いつまでもへらへらしては、自分がからかわれた世代の腰パン履きをする馬鹿な奴、それが弟。

 

奴がいつまでもへらへらし、父は「どついてよかったんやろか、トラウマにならへんやろか」と気にするので、私はちょっと、と声を掛け、あんた、お父さんとお母さんの気持わかってるか?こんなことになるんなんでやと思う?あんたがいつまでもへらへらしてるからやろ、と言うと、何がや、何がや、はいはい、とこうなので、「返して、全部返して」と言ってパソコンも何もかも取り上げました。

 

何がや、なんでや、と言いながらも全部私の物なので、文句は言えません。

iPodもカメラも取り上げました。

 

それからしばらく経つと、借りるで、と普通に持って行こうとするので、あかん、ちょっと座り。あんた、いつまでそのカッコ悪い腰パン履きする気や、ダッサイ履き方しやがって一体何年代のこと引きずっとんや、情けない。しゃんとせい!とぴしゃっと膝を叩き、こっち向いて座れ、と言いました。

 

お父さんがどれだけ気にしてたか分かるか、母さんがわざわざ2階に上がってまであんた叩きに来たんなんでか分かるか、あんたが何回もトイレ失敗するわタバコは部屋で吸うわヘラヘラしてるからやろ!なんで姉ちゃんが物取り上げたか分かるか、どう言うたら返してもらえると思う?自分で考えてみい。

 

と言うと、わからん、と言うし、父は「可哀想やろ、もう返したれや」と言うのを遮って、「ごめん、やろ」と言うとごめん、と。

 

もうここらで良いかーと思い、「なんでもヘラヘラヘラヘラしてるからやろー、あんたがちゃんとしたら父さんも老体に鞭打つことなかったし、こんなに物取り上げることもなかったんやで、あんたが休みやしゆっくりしたいんもわかるけど、頑張るって誓いなさい」と言い、「頑張るって誓うか?」と聞くと「わかったわかった」と。

 

まだ奴の目標は見えないらしいです。

 

いつか仕事が出来るくらい身体が丈夫になるまで。

それまで鍛えあげてやります。

 

とりあえず、平和な休日を取り戻した我が家。

弟がようやく本が読みたいと言い出しました。

うん、古典とか読むと良いよ。

 

今ある本で十分。

それ以外は遊びだろ。

 

もうしゃんとしなさい。

 

では。