あの頃は夢があった。
安房直子原作、南塚直子絵のうさぎのくれたバレエシューズが届いた。
手描きの絵を見ながら、これを読んだ頃、私にも夢があったと思い出した。
丁寧に包まれた包装紙、大切さを物語っている。
そして私が大切にすることも。
絵本は何代にも残るでしょう。そこに子供や疲れた大人がいるなら。
世界から忘れ去られてはいけないものの一つだ、と私は本の写真を撮りました。
世界に発信するなら、ボランティアグループなんかに入ればいいのだろうけど、私は生憎人が苦手。
だから一人で写真を撮りました。
お金を払う価値のあるもの。今はそう思っています。
あるいは古本屋さんで見つけよう。
きたる大阪行きに向け、私はお金の用意をしました。